魔術師「探偵業はじめました」
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4:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:06:18.77 ID:6reTroXT0
カランカラン...

2人の喜びに共鳴するように、玄関のドアについたベルが音を立てる。

??「こんにちは、ここの探偵さんはご在宅かな?」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:07:20.97 ID:6reTroXT0
【応接間】

魔術師(通したはいいが...フードを深く被っててイマイチ顔が分かんねーな)

剣士「どうぞ」コトッ
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:08:10.64 ID:6reTroXT0
??「...できれば名前は勘弁してくれないか?依頼に差し支えることはないと思うから」

魔術師「いやぁ、それはちょっと困るな。なんせ一国の王子さま相手となると下手な依頼は受けられねぇ。ましてや名前を隠してまでの頼み事となるとな」

剣士「え?魔術師さん何いって...」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:08:57.48 ID:6reTroXT0
魔術師「初歩的なことさ、ワトソンくん。僕は魔術師だぜ?それも土魔法が一番得意なんだ」

魔術師「僕ぐらいの魔術師になれば、相手の靴についた土に魔力を流してそれまでの道のりを調べることだって出来る」

魔術師「そして、さっきお前がお出ししたコーヒーはとある王家御用達で有名な豆だろ?」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:09:37.52 ID:6reTroXT0
王子「口に出すのも恥ずかしいのだけど...。」

王子「私と一緒に町を回ってくれないか?」

剣士「王子さん...いくら魔術師さんが女顔だからってそれは...。」ジーッ
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:10:15.01 ID:6reTroXT0
【町】

魔術師「さて、ここが僕達の国で一番栄えてる町だ」

剣士「探偵所から馬車で40分。近いとも遠いとも言えない微妙な距離だよね」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:10:48.15 ID:6reTroXT0
【酒場】

ガヤガヤ...

王子「こ、ここが酒場か...」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:11:29.36 ID:6reTroXT0
戦士「よ〜う嬢ちゃん、見たところ結構腕がたちそうだな。どうだ?俺たちとチーム組まないか?」

魔術師「...それはもしかして僕に言ってるのか...??」ワナワナ

剣士(魔術師さんから憤怒のオーラが出ている)
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:12:06.61 ID:6reTroXT0
王子「それはそうとさっきの彼、気になることを言っていたね。新聞に依頼がどうとか...」

魔術師「はんっ!大方ただの方便だろうさ」

王子「ここに置いてあるのがそうかな。どれどれ」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:12:40.03 ID:6reTroXT0
酒場の入口付近には、見るからに浮いた格好の二人が佇んでいる。

令嬢「わたくしの愛するあの王子はこんな低俗な場所にいらっしゃるのかしら?もっと違う場所を捜索してはどう?」

執事「うーん、あの王子のことだから、興味本位で立ち寄ってしまいそうな気もします」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2019/07/25(木) 22:13:13.77 ID:6reTroXT0
令嬢「ま、付き合いの長い執事さまの言うことには従いましょうか」

執事「寛大な御心、感謝しますよ」

魔術師(よし、このまま通り過ぎれば!)スタスタ
以下略 AAS



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