魔法使い「それはそれとして」猫娘「?」
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9: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/26(金) 00:59:11.53 ID:PAe3fhCF0
〜都市〜


猫娘「都市はあまり好きじゃないんだけど」

以下略 AAS



10: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/27(土) 01:41:29.17 ID:7/Kwsx6+0
〜酒場〜


猫娘「酒飲みというのは、結構多いのかもしれない」

以下略 AAS



11: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/27(土) 01:53:55.03 ID:7/Kwsx6+0
酒場に一目見て冒険者と分かる者は三名
両目に包帯を巻いた男、ほろ酔いのオッサン、金色の甲冑に身を包んだ何者かだ

包帯男は陰湿な魔導士の雰囲気があり、実際そうではない可能性があっても問いかけの相手としては却下された
金色甲冑人間は微動だにしない。一瞬置物ではないかと疑ってしまう
以下略 AAS



12: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/27(土) 02:02:25.11 ID:7/Kwsx6+0
彼の言うには都市の西側にそのギルドはあるという
彼女の現在地は南側なので、北西を目指して移動しなければならない
その気になれば身軽に動ける彼女にとって交通ルールの遵守とは大変窮屈なことであった
だからと言って動かない彼女ではないが

以下略 AAS



13: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/27(土) 15:15:39.84 ID:geh7MNx60
〜交番〜


警察「それでねーちゃん」

以下略 AAS



14: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/27(土) 15:38:57.18 ID:geh7MNx60
流石の彼女もこれほど扱いが悪いとは思っていなかったようだ
どうすべきかと思索し、答えあぐねている


猫娘「...」
以下略 AAS



15: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/27(土) 19:36:44.64 ID:geh7MNx60
しばらく走り回り、そいつはマンホールの蓋を開け飛び込んだ
衛生もへったくれもない奴だと思いながら猫娘もまた飛び込んだ


???「怪我はないかな?」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2019/07/28(日) 03:00:23.98 ID:sT1P79rWo
???「マリリン・マンソンよ皆はマンソンと呼ぶわ」

猫娘 「えっマンソン!ちょっとまってあのマンソンさんなの!!顔がやけに白いとは思ってたけど」


17: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/28(日) 11:59:19.59 ID:msQNAldl0
>>16



???「申し遅れたね。ボクは『エリク』と呼ばれている」
以下略 AAS



18: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/28(日) 13:38:46.29 ID:r3LN93Et0
エリクは猫娘と同様に外套を纏っていた
それは思い出したことであって、マンホール内が暗いため今は視認できない
マンホール内はそこそこ広く、しかし人の気配は感じられない


以下略 AAS



19: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/28(日) 13:49:36.03 ID:r3LN93Et0
???「エリク。お前すごい勢いで機密を喋っているがその女は信用に足りるのか」

エリク「レッドか......お前は本当に気配を隠すのがうまいな」

エリク「それで、猫娘のことだが彼女は信用できる。彼女は獣人だからな」
以下略 AAS



20: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/28(日) 15:09:01.45 ID:r3LN93Et0
エリク「で、猫娘。レジスタンスに入る気はないかい」

猫娘「......」

レッド「迷っているようだな」
以下略 AAS



21: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/28(日) 15:47:35.90 ID:r3LN93Et0
エリク「はっはっは、それじゃあ作戦会議を始めるよ。ホワイトボードも用意できてないけどね」


レッドはやれやれとでも言いたげな様子で黙ってしまった
猫娘もひとまずエリクの作戦会議に混ざることとなった
以下略 AAS



22: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/28(日) 17:27:17.67 ID:r3LN93Et0
エリク「といっても君は人を殺したことがなさそうだ」

猫娘「ええ。ですので、邪眼を殺すメリットを教えて下さい」

エリク「彼は透視魔法の使い手だ。気が狂ったのか知らんがそれだけをひたすら修行した」
以下略 AAS



23: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/28(日) 17:51:38.11 ID:r3LN93Et0
猫娘「どうやって彼に会うんですか?都市はあまりにも広い」

エリク「露骨に隠密行動を行えば良い」

猫娘「矛盾していませんか?」
以下略 AAS



24: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/29(月) 01:41:59.93 ID:s7BL6SR80
エリク「ということで、暗殺は君に依頼したい」

猫娘「......え、私ですか?」

エリク「君は結構強そうだ」
以下略 AAS



25: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/30(火) 00:54:57.44 ID:V11WHNSV0
エリク「決行は翌日だ。とりあえず今日は敵に見つからないことを祈って休むぞ」

猫娘「この薄暗いマンホールの中でですか?」

エリク「まさか。ボクだって願い下げだよ」
以下略 AAS



26: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/31(水) 20:41:01.76 ID:3OexQzlz0
エリク「この角を曲がれば宿屋だ。ついてきてくれ」

猫娘「ああ」

レッド「...」
以下略 AAS



27: ◆cp20depv3E[saga]
2019/08/02(金) 02:41:29.60 ID:ncqKizmW0
すると、入り口右の部屋の窓が開く


エリク「よし。じゃあ窓から上がって」

以下略 AAS



28: ◆cp20depv3E[saga]
2019/08/02(金) 23:22:05.41 ID:ncqKizmW0
エリク「もう日も落ちてきたし、寝るとしよう」

猫娘「ここに人が入ってくる可能性は?」

エリク「ありうる」
以下略 AAS



29: ◆cp20depv3E[saga]
2019/08/03(土) 17:21:22.74 ID:j/T2+PFt0
都会に慣れておらず疲れたのだろう。明日は迅速にやって来た
夜行性からヒトの暮らしに調教されたその体は陽を浴びて目覚める


猫娘「...やりますか」
以下略 AAS



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