4: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/25(木) 21:10:52.96 ID:UiOOBhhQ0
猫娘「...私は愚かでした」
魔法使い「愚か?」
猫娘「今まで私が師匠に行った献身は無駄だったのですね」
5: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/25(木) 21:19:31.42 ID:UiOOBhhQ0
猫娘「もふっていいので泣かないで下さい」
魔法使い「いいのか」
猫娘「なんなりと」
6: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/26(金) 00:37:13.40 ID:PAe3fhCF0
魔法使い「満足」
猫娘「...その、やっぱり、旅立たないと駄目ですか」
魔法使い「ああ」
7: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/26(金) 00:42:20.50 ID:PAe3fhCF0
猫娘「...やっぱり、冷たい女の子は嫌いですか」
魔法使い「好きだよ。恋愛感情だってあるさ」
猫娘「本当ですか。じゃあ」
8: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/26(金) 00:46:43.80 ID:PAe3fhCF0
それから彼女が出発するまでは実に早かった
身支度を済ませ、都市に向かったことだろう
魔法使い「...」
9: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/26(金) 00:59:11.53 ID:PAe3fhCF0
〜都市〜
猫娘「都市はあまり好きじゃないんだけど」
10: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/27(土) 01:41:29.17 ID:7/Kwsx6+0
〜酒場〜
猫娘「酒飲みというのは、結構多いのかもしれない」
11: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/27(土) 01:53:55.03 ID:7/Kwsx6+0
酒場に一目見て冒険者と分かる者は三名
両目に包帯を巻いた男、ほろ酔いのオッサン、金色の甲冑に身を包んだ何者かだ
包帯男は陰湿な魔導士の雰囲気があり、実際そうではない可能性があっても問いかけの相手としては却下された
金色甲冑人間は微動だにしない。一瞬置物ではないかと疑ってしまう
12: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/27(土) 02:02:25.11 ID:7/Kwsx6+0
彼の言うには都市の西側にそのギルドはあるという
彼女の現在地は南側なので、北西を目指して移動しなければならない
その気になれば身軽に動ける彼女にとって交通ルールの遵守とは大変窮屈なことであった
だからと言って動かない彼女ではないが
13: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/27(土) 15:15:39.84 ID:geh7MNx60
〜交番〜
警察「それでねーちゃん」
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