魔法使い「それはそれとして」猫娘「?」
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2: ◆cp20depv3E[saga]
2019/07/25(木) 20:49:37.33 ID:UiOOBhhQ0
魔法使い「それはそれとして」

猫娘「?」

魔法使い「これでもう師弟の縛りはないので、あくまで自由意思として聞くが」

猫娘「はい」

魔法使い「尻尾をもふらせてくれないか」

猫娘「...え?」


唐突な提案
冷静な質であるため、何を言われても平静でいようと思ったが
肩透かしであった


猫娘「お言葉ですが師匠」

魔法使い「もう師匠じゃないが」

猫娘「自由意思として師匠と呼ばせていただきます」

魔法使い「...何でしょう」

猫娘「あまりにも下らないです」


切り捨てるような物言い
彼の心は少々のダメージを受けた。が
その発言と彼を見つめる軽蔑するような視線は彼女が優秀な氷魔法の使い手となることを予見しているようだった


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