33: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/07/26(金) 02:23:23.98 ID:qdyQ46ka0
青年「あのときの探検は楽しかったよねぇ」
男「…俺にとっては束の間の安息だったよ。あの後すぐに青年が大層な家の出身だって分かって……教室に入った時の、隣に並んでた俺への奇異な視線を思い出す…」
青年「ただでさえ君、上級生に見えなくもないしね」
男「あれはそんな生易しいものじゃなかった……何だこいつはっていう無遠慮な思念さえ感じたよ」
青年「考え過ぎだよ。君の出身がどうだろうと、今はしっかり周囲と馴染めているじゃないか」
男「おかげさまでな。青年の立ち回りと振る舞いには学ばせてもらっているよ」
青年「それはどうも」ニコッ
男「……今日は、愛する姫君の元へ行かなくていいのか?」
青年「あぁ。十分さ」
青年「昨日は桜を見に行ったよ。彼女の友人も一緒にね」
男「……」
青年「桜並木もすっかり咲き誇っていてね…綺麗だったよ」
青年「もっとも、僕はどちらかと言うと彼女のことばかり見ていたけれどね」
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