13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 23:23:40.44 ID:gz0ACcXM0
法子「こんにちはー!」
みちる「お邪魔します!」
凛「あれ、いらっしゃい。どうしたの?」
14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 23:25:39.19 ID:gz0ACcXM0
……
…
【事務所】
15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 23:27:25.43 ID:gz0ACcXM0
文香「いえ……パンの木は、現実に実在する植物ですよ」
みちる「えぇ! ほんとですかっ!」
法子「すごーい!」
16:名無しNIPPER[sage]
2019/07/21(日) 23:28:35.42 ID:gz0ACcXM0
……
…
法子「――ということ!」
17:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 23:30:22.40 ID:gz0ACcXM0
……
…
凛「お待たせ、ふたりともカウンターに来て。よいしょっと」
18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 23:32:04.13 ID:gz0ACcXM0
凛「ふふ、想像とは違ったかもしれないけど、そのイメージで正しいって言ったら?」
法子「なになに? 全然わかんないよー!」
凛「パンノキは英語でブレッドフルーツ。みちるの言うパンと同じ」
19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 23:34:58.87 ID:gz0ACcXM0
凛「美味しいパンが人を幸せにするように、このパンノキも沢山の人を支えたり、幸せにしてたんじゃないかな」
みちる「はい! 見たときはびっくりしましたけど、これも立派なパンです!」
法子「うんうん! あ、ドーナツの木は無いのかな?」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 23:36:24.24 ID:gz0ACcXM0
梅雨明けも間近に迫り、暑さは日増しに膨らんでいる。
店前は日よけテントで直接太陽に当たらなくても、アスファルトの照り返しは防ぎようがなく、作業をしていると汗がじわりと出てくるのを感じていた。
花というと春のイメージが強く、事実、春に出回る花の種類は多い。
だけど四季それぞれに咲く花はあるし、最近は品種改良によって通年出回る種類も増えた。それだけ手間も大変とも、いけるけど。
そんな、ある梅雨の終わりの日のこと。
21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 23:38:11.86 ID:gz0ACcXM0
泰葉「こんにちは」
凛「あれ、泰葉。いらっしゃい、どうしたの?」
泰葉「買い物というか、凛さんに相談したいことがありまして」
22:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 23:39:56.24 ID:gz0ACcXM0
凛「それで、何の花を育てたいの?」
泰葉「まだ決まってないんです。そこも含めて教えてもらいたいなって」
凛「花を育てること、そのものが目的って感じかな?」
31Res/17.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20