竜の子「まるで、生命の輝きみたいだ」生贄娘「なかなか、言い得て妙ですね」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/21(日) 22:11:08.40 ID:kW3uxFR3O
「もう、若様ったら……『また』ですか?」
「……ごめんなさい」
可愛い子には旅をさせよ。
そんな格言がドラゴンにもあるかどうかは定かではないが、竜の子は今、旅をしている。
この広い世界を巡り、実際に己の眼で様々なことを見て、物事を見極める判断力を養う為だ。
「これまた広大な世界地図を描きましたね」
「ううっ……恥ずかしいよぅ」
人間には良い人間と悪い人間がいる。
しかし、そう単純に割り切れるものではなく。
魔物と比較すると、善悪の見極めは困難だ。
時に良いことをして、時に悪いこともする。
時に優しくて、時に厳しい。
時にまともで、時に狂っている。
「くんくん……おしっこ臭いですねぇ」
「い、言わないで……嗅がないで」
「フハッ!」
「わ、嗤わないでぇっ!?」
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
竜の子と旅をする人間は、そういう人物だ。
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2
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/07/21(日) 22:14:06.75 ID:kW3uxFR3O
「若様、ズボンが乾いたら出発ですよ」
手際よく、ズボンを洗い、干す人間の娘。
竜の子の旅の道連れであり、パートナー。
腰まで伸びた亜麻色の長い髪が陽光に照らされキラキラ輝き、サラサラと風になびいている。
以下略
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