善子「それでも私は■■を愛して生きていたいのです」
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7:名無しNIPPER
2019/07/21(日) 04:20:11.70 ID:gGVI8GvBO
命とは、そういうものだから仕方がない。そう思う人間が私は理解不可能だ。

生物の命は潰えるのは分かる。それを、「そういうもの」で受け止められる神経の図太さを、私以外の全ての人間に標準装備されていることが、たまらなく不思議でしょうがないです。

何も分からないのは空恐ろしい。

私は、いずれ暗闇に突き落とされると宣告された、哀れな子羊だ。無駄に頭でっかちに育ってしまった、子羊だ。

死ぬのが、怖くて、怖くて堪らない。いなくなってしまうのが怖くて、しょうがない。

だから、小さい頃の私は、布団に入る度強く願ったのだ。

おじいちゃんが死にませんように、おばあちゃんが死にませんように、お父さんが死にませんように、お母さんが死にませんように、友達が死にませんように、この世の誰も死にませんように。

私が一生、死にませんように。


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