善子「それでも私は■■を愛して生きていたいのです」
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名無しNIPPER
2019/07/21(日) 04:32:53.49 ID:gGVI8GvBO
その日から祭りのの二日は、花丸とルビィと一緒にいたからかそれ以上“わたし”が出てくる事はありませんでした。
ルビィ「あー!善子ちゃんルビィのポテト食べた!」
善子「ルビィ、私のわたあめ一口って言って殆ど食べたじゃない!その仕返しよ!」
花丸「二人ともやりとりが子供過ぎずら……」
このまま、二人と一緒に居られれば、忘れてしまえるんじゃないか。みんなと一緒に永遠に居られれば、あの地獄のような思考は思い出すことなく一生を過ごせるんじゃないか、そう思っていました。
そんな思い込みで作り上げられた、まるで泡沫の夢の様な平穏を私は自ら崩してしまうのでした。
善子母「善子、ちょっといい?」
善子「なに、お母さん?」
善子母「善子にとっては伯父さんのお母様の……大昔に何回か会った事あったかしら? お葬式が来週あってね、一応親族は全員参加になってるんだけど……」
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