2: ◆jEbRvHU8C2[sage saga]
2019/07/14(日) 15:50:40.36 ID:UfnhAP/w0
人生を1冊の本に例えるのは使い古された表現ではありますが、
つまり生きることは執筆活動にも似ている、
と続けたのはどの作家でしたでしょうか。
ふと、そんなことへ想いを馳せます。
生きることが執筆活動なのであれば、ヒトの身体そのものは本の装丁に過ぎず、
書き連ねる本文こそ人生であり、きっとそれこそ重視されるべきなのでしょう。
そして、同時に考えてしまうのです。
本の喜びは手に取って読んで貰えることだ、というのが通説ですが、
それであれば、表紙に著者として鷺沢文香と名を綴る本は、果たして。
完成後に、時代を超えて数々の読者に見て貰えるのが、幸せなのでしょうか。
それとも。
執筆を導く編集と称すべき存在ただ1人に見て貰えることこそが、幸せなのでしょうか、と。
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