227: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 20:32:59.78 ID:6Fy41Xha0
「わかった! それじゃあ、ともかく南西へ逃げろっ! こちらと合流するぞっ!」
『いえ、逃げれば向こうも他の車輌と合流します』
『三突は街道の東から現れました。わざわざ回り込んできたんです』
228: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 20:35:07.90 ID:6Fy41Xha0
W号をこちらが仕留めてしまえば大洗の合流はない。
だから戦術上は逃走を指示することもできる。
しかしその声を聞いて、私にカルパッチョの決意を止める理由は思いつかなかった。
229: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 20:37:15.41 ID:6Fy41Xha0
「ペパロニ、W号を足止めしろ! 撃破されても構わんっ!」
『了解っす!』
230: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 20:38:36.27 ID:6Fy41Xha0
「ここで決めるぞっ! 突撃っ!」
スコープを覗き、みるみる近づく亀のマークを捉える。
231: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 20:39:53.89 ID:6Fy41Xha0
「あ、ま、まずいっ!」
W号の砲身が、こちらを捉えている。
この距離からなら、一発で装甲を抜かれる。
232: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 20:41:49.85 ID:6Fy41Xha0
『姐さんっ! フラッグ車をっ!』
突撃をくらったものの、W号の砲身は無事で、砲塔を回転させて再びこちらへ狙いをすまそうとしている。
38(t)はW号の背後――街道の先へと遠ざかってゆくところだ。
233: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 20:44:01.88 ID:6Fy41Xha0
『ドゥーチェ、ペパロニ車やられたっす! あと任せたっす!』
「おうっ! このドゥーチェに任せておけっ!」
234: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 20:47:02.13 ID:6Fy41Xha0
『ドゥーチェ、大丈夫です。そのままフラッグ車を追ってください』
「カルパッチョかっ!? 三突はどうしたっ!」
235: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 20:48:47.44 ID:6Fy41Xha0
前方から現れたセモヴェンテを回避しようと、38(t)が西の森へ進路を変えようとする。
が、その先へセモヴェンテの発射した砲弾が当たる。
38(t)が急停車。
236: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 20:50:23.13 ID:6Fy41Xha0
――しかし。
しかし、白旗が揚がっているのは、P40だけではなかった。
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