209: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/15(月) 19:52:50.50 ID:6Fy41Xha0
無線機を通信手へと返し、スコープを覗くと、右に旋回を始めたM3リーの姿が見えた。
両手に包丁を携えた兎のマークがどんどん大きくなり、我々との距離が近付いてきているのがわかる。
ようやくあちらも我々の存在に気付いたのだろう、さらに旋回し、こちらへ砲身を向けようとするが、もう遅い。
轟音と衝撃。
P40の砲身の先がM3リーの砲塔にぶち当たったのだろう。
「フォーコおっ!」
叫び、発射レバーを思い切り引き落とす。
体が後ろへ引きずられ、同時に爆音が響く。
慌ててスコープを覗けば、黒煙のなか、兎の戦車からは白旗が揚がっていた。
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