アンチョビ「一万回目の二回戦」
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140: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:54:15.74 ID:8naFKaaW0

 私とカルパッチョは、改めて説明を始めた。

 カチューシャは悪態をつくものとばかり想像していたが、思いのほか、説明を聞いているあいだは素直だった。
 うんうんと頷きながら、RF-8の中で行儀良く体育座りをしていた。

「つまり、このループを脱出するためには、まずは大洗に負けなければならないということだな」

 そう話を締めると、カチューシャは言った。

「それでも勝つのはカチューシャよっ!」



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