アンチョビ「一万回目の二回戦」
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125: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:05:32.72 ID:8naFKaaW0

「でも一つ訊かせて、アンチョビ」

「なんだ」

以下略 AAS



126: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:06:59.98 ID:8naFKaaW0

 私は答えた。

「そりゃあそうだ。当たり前だろう」

以下略 AAS



127: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:09:36.18 ID:8naFKaaW0

「なあに?」
「……ああ、安心して。貴女がどの選択をしようと、第1ステージはきちんと毎回クリアするから」
「まぁ、たまにはしゃいでゲームオーバーしちゃうかもしれないけど、それも貴女には関係ないしね」

以下略 AAS



128: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:10:50.39 ID:8naFKaaW0

 残された我々はしんと静まりかえってしまったが、やがてカルパッチョが「ドゥーチェ」とぽつり言葉を吐く。

 その声色がなんだか湿っぽく、私はそれを吹き飛ばすよう、できるだけ明るく言葉を返した。

以下略 AAS



129: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:14:22.44 ID:8naFKaaW0

 一時間ほどかけてカルパッチョとの情報交換は終わった。

 試合当日の流れは把握できたし、諸処の動きや台詞もおおむね思い出せただろうと思う。
 始める前は無理だろうと思っていたのだが、カルパッチョの記憶に刺激されて私の記憶が蘇り、反対に、私の記憶に刺激されてカルパッチョの記憶が蘇り。  相互作用がうまく働き、思いのほか、細部まで整理できた。
以下略 AAS



130: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:16:06.28 ID:8naFKaaW0

 当日までの残りの時間は全て試合の練習に割いた。

 負けるために練習をするというのもおかしなものだが、戦車道はなにも今回の大会で終わりというわけじゃない。
 冬の大会だってあるし、他のみんなには来年もある。練習はいつか実になる。
以下略 AAS



131: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:18:33.06 ID:8naFKaaW0

 嬉しい誤算だが、今の私はそれを望んでいなかった。
 作戦は成功した。しかし目論見は失敗したのだ。

 ともかく我々は大洗の背面へ回り込み、全面包囲からの奇襲作戦を行った。
以下略 AAS



132: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:20:49.22 ID:8naFKaaW0

 私とカルパッチョは、12回目のループを迎えた。

 ケイから見ればこれで49回目――とも限らないのか。
 我々が認識する11回目と12回目の間で、ケイが何度か第1ステージをゲームオーバーしている可能性もある。
以下略 AAS



133: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:22:48.43 ID:8naFKaaW0

 再び試合当日。
 私はペパロニに言った。

「おいっ! デコイ、全部置いてしまえ!」
以下略 AAS



134: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:24:35.76 ID:8naFKaaW0
>>129
改行ミスっちゃった。

集中力切れてきたみたいなので、一旦、休憩します。
40分くらいに再開します。


135: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:46:39.63 ID:8naFKaaW0
遅れました。すみません。
再開します。


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