126: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 22:06:59.98 ID:8naFKaaW0
私は答えた。
「そりゃあそうだ。当たり前だろう」
束の間、ケイの顔がふっと崩れる。
あははと笑って言葉を返す。
「その当たり前は、当たり前じゃないと思うけどね」
「ま、貴女がそう言うなら良いわ。頑張って。ドゥーチェ、アンチョビ」
そうやって出て行こうとするので、思わず「ま、待てっ!」と声をかける。ケイは再び振り向いた。
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