アンチョビ「一万回目の二回戦」
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117: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 21:47:45.91 ID:8naFKaaW0

「仲間が必要なら、我々が仲間になるぞ」
「……いや、是非、我々を仲間に加えてくれ」
「一緒にループを脱出しようじゃないか」

「ありがとう、アンチョビ」
「でもホントに、そんなシリアスになってもらわなくても大丈夫なの」
「ループを繰り返して辛くなったこと、一度もないしね」

 どうして。

 私がそう短く問いかけると、ケイは言った。

「――だって、わかるでしょ? ループのあいだ、私は大洗との試合を何度も何度も経験出来るのよ?」

 ケイが満面の笑みを浮かべる。

「私は戦車道が大好きだからね!」

 それは、どこまでも明快な答えだった。



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