109:名無しNIPPER
2019/07/14(日) 21:24:51.93 ID:8naFKaaW0
ケイは、あははと笑い、言葉を続けた。
「だから確信したの。今日の貴女は昨日までの貴女とは違う。前のループの貴女が、戻ってきたんだってね」
「ど、どういうことだ?」
「……記憶が上書きされている、ということでしょうか」
「ザッツライ! その通りよ、カルパッチョ!」
ケイが親指を立て、言葉を繋げる。
「ループしてるのは、正確には私たちじゃなくて世界の方。記憶の引き継ぎによって、私たちは偶然それを体験できているだけなのよ」
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