4:名無しNIPPER[saga]
2019/07/12(金) 16:50:08.51 ID:zZTwO4st0
司会「ど、どうされましたかノゾミさん!?」
ノゾミ「な……なん……!い、いえ!大丈夫です!ちょっと緊張してむせちゃっただけです!」
司会「そうでしたか、後で代わりのお水ご用意いたしますね!」
5:名無しNIPPER[saga]
2019/07/12(金) 16:50:51.23 ID:zZTwO4st0
ノゾミ「えーっと、ユウキ……君?」
ユウキ「何かな?ノゾミさん」
ノゾミ「色々言いたいことはあるけど……まずはそのノゾミ”さん”っていうの、やめない?」
6:名無しNIPPER
2019/07/12(金) 16:51:36.40 ID:zZTwO4st0
ユウキ「でもどこに行く?」
ノゾミ「ユウキ君が行きたい場所は?キミと一緒なら私はどこでも楽しいもの」
ユウキ「僕も特に希望は無いなぁ。ノゾミに合わせるよ」
7:名無しNIPPER[saga]
2019/07/12(金) 16:52:19.49 ID:zZTwO4st0
司会「ここで終了です!いやぁ最初は緊張しておりましたがすぐに打ち解けることが出来たのは流石ノゾミさんといったところでしょうか!」
ノゾミ「え、えぇ。これくらいは簡単です」
ノゾミ(良かったぁ……ユウキ君への態度も私の演技だと勘違いしてくれてる……本当は演技なんかじゃなくてユウキ君といるだけで幸せなだけなのに)
8:名無しNIPPER[saga]
2019/07/12(金) 16:53:23.76 ID:zZTwO4st0
司会「アイドルの恋愛には障害が付き物です!ましてやノゾミさんほどになればファンが気づけば一瞬で人だかりができてしまうでしょう!そこでノゾミさんとユウキさんはどう動くかを見せて頂きます!」
司会「なお、今回は追っかけ役として協力して頂くファンの方に集まってもらっております。皆様、抽選から外れてしまったとはいえノゾミさんへのアピールを是非していってください!」
ファン軍団「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!ノゾミンンンンンンンン!!!!!!!」
9:名無しNIPPER[saga]
2019/07/12(金) 16:54:05.11 ID:zZTwO4st0
ノゾミ「はぁ……はぁ……ここまで来れば……っはぁ、安心かな……?」
ユウキ「そうだね……げほっ!」
ノゾミ「……ねぇユウキ君、覚えてる?前にもファンに追いかけられたときに、こうやって山のてっぺんまで登ったこと」
10:名無しNIPPER[saga]
2019/07/12(金) 16:55:23.10 ID:zZTwO4st0
ノゾミ「よいしょっと、えいっ」
ユウキ「おっとっと……急に僕の足の間に座ったら危ないじゃないか」
ノゾミ「いいの!それよりも、寒いから暖めて?」
11:名無しNIPPER[saga]
2019/07/12(金) 16:55:52.85 ID:zZTwO4st0
ファン軍団「ぜぇ……ぜぇ……いたぞぉ……あそこだぁ……!」
ノゾミ「嘘!こんなところまで追いかけてきた!」
ユウキ「休憩終わりだね」
12:名無しNIPPER[saga]
2019/07/12(金) 16:56:33.10 ID:zZTwO4st0
司会「……おや、どうやら1周回ってこの野外特設会場に戻ってきたようです!アレは……お姫様抱っこです!ユウキさん、しっかりとノゾミさんを抱えて堂々の帰還です!」
ノゾミ「えへぇ……ユウキくぅん……」
ユウキ「ノゾミ、着いたよ」
13:名無しNIPPER[saga]
2019/07/12(金) 16:57:24.18 ID:zZTwO4st0
司会「はて……参加規約にはノゾミさんを見事に捕まえられたら握手などの権利が手に入るというだけで今回に関しては……」
ファン軍団「そんなの知るか!ノゾミイイイイイイインンンン!!!」
ノゾミ「えっ!?ちょっちょっと!」
14:名無しNIPPER[saga]
2019/07/12(金) 16:58:25.02 ID:zZTwO4st0
ユウキ「どうしよう?」
クリス「任せろ」
ノゾミ「プロデューサー!?」
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