塩見周子「Everything(It's you)」
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22: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:44:08.36 ID:Y0XQqU7d0

◆◇◆

「Pさん、待ったー?」

以下略 AAS



23: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:45:18.57 ID:Y0XQqU7d0

「なら良かった。ギリギリだったから悪いなって思ってたの」

 そうシレッと言うあたし。あたしも充分嘘つきだ。
 嘘つき同士、お似合いだったりしてね。
以下略 AAS



24: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:45:58.07 ID:Y0XQqU7d0

◆◇◆

「で、言われたままに連れてこられたのがここ、と」

以下略 AAS



25: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:46:27.00 ID:Y0XQqU7d0

「そういや、もうそろそろイベントがあるはずだぞ。このまま進めば丁度いい時間のはずだ」

 そんな浮かれているあたしを現実に引き戻すPさんの声。

以下略 AAS



26: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:47:02.58 ID:Y0XQqU7d0

◆◇◆

 結局午前中いっぱい使って、水族館を鑑賞した。
 『狭くて暗い上に人も多くて逸れそうだから』という理由でPさんに引っ付けたのも良かった。
以下略 AAS



27: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:47:32.57 ID:Y0XQqU7d0

「Pさんってさ、もしかしてさ……」

「……」

以下略 AAS



28: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:48:08.93 ID:Y0XQqU7d0

◆◇◆

 あたし達が最後に来たのは、この高層ビルきってのデートスポットの展望台。

以下略 AAS



29: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:48:43.52 ID:Y0XQqU7d0

「ね、Pさん? 今のあたし達って他の人からどう見えるのかな?」

「…………きっと、アイドルとプロデューサーだろ……。……ってそれじゃ、困るか。じゃあ、なんだろな、仲の良い会社の先輩、後輩とかだろ」

以下略 AAS



30: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:49:26.42 ID:Y0XQqU7d0

「ちょっとすまん」

 そう言ってPさんは中座して携帯をチェックする。
 着信音の回数から言って、電話ではなくメッセージの類だろう。
以下略 AAS



31: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:49:56.37 ID:Y0XQqU7d0

 確かにPさんの携帯に急に連絡が入ったのは事実だ。でもあたしは見てしまったのだ。
 Pさんの触ってたそれが社用ではなく、個人用であったことを。
 連絡先はきっと業を煮やした奥さんであろうことも。

以下略 AAS



32: ◆ukgSfceGys[saga]
2019/07/09(火) 19:50:23.07 ID:Y0XQqU7d0

◆◇◆

「なんだ、周子。さっきも言った通り、トラブルだからなるべく早く事務所に行きたいんだが……」

以下略 AAS



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