73:名無しNIPPER[saga]
2019/07/09(火) 00:45:07.34 ID:zmX2O7Gg0
――数日後、王宮
海美「それにしてもお父様ったら、ターニャと一緒に住めるとわかった途端急に元気になっちゃうんだもん。びっくりしちゃった!」
順二郎「ははは。かわいい娘の帰還に寝込んで立ち会えないなんてことになったら、父として立つ瀬がないからな」
環「くふふ♪ ターニャもお父様といっしょにいられてうれしいぞ」
順二郎「う〜ん。ターニャは本当にかわいいなぁ」デレデレ
琴葉(これじゃ父親っていうより、おじいちゃんって感じだけどね)
順二郎「しかしイグナスよ。私はまだ君を認めたわけではないからな」
環「お父様」
順二郎「なに。王の位を退くとはいえ、私もまだ耄碌している場合ではないからな。勉学も武術も、君がこの国の王子に相応しい技量を身に付けられるよう私が直々に指導しようじゃないか」
育「光栄です! もとよりターニャにふさわしい男になることがぼくの目標ですから。どうぞよろしくおねがいします」
順二郎「うむ! なんとも素晴らしい返事だ。イグナス、我が息子よ! よろしく頼むよ!」
琴葉・海美(ちょろい……)
恵美(お義父様、ずっと男の子が欲しかったって前にもおっしゃってたもんなぁ)
76Res/77.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20