キョウカ「へんたいふしんしゃさーん!」サレン「あいつそんな風に呼ばれてるの?」
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9:名無しNIPPER[saga]
2019/07/04(木) 23:45:45.21 ID:NyiK4gPt0
キョウカ「やっと森に着きましたね。毎回のことですけれど、本当にありがとうございます、お兄ちゃん」

キョウカ「最近はずーっと練習に付き合ってもらっちゃって……。おかげで、へたっぴだった私も、ちょっとは上手になったと思うんです」

キョウカ「おおきな声を出すから、やっぱりこういうひと気のない場所じゃないと恥ずかしいですが……」

キョウカ「あなたはまたそうやって、たくさんの人に見てもらいたいって言いますけど! そんなの恥ずかしすぎて無理ですからねっ!」

キョウカ「あなただから……お兄ちゃんだから、恥ずかしい姿を見せてもいいかなって思えるんですからね?」



サレン「……泣きそう」

ジュン「まあまあ、落ち着いてサレンちゃん。私はなんとなく事情が掴めてきたよ」

サレン「そう……? キスしてるところなんて見ちゃったら、あたし一生トラウマになっちゃうわよ……」

ジュン「……もう少し行った先に、少しひらけた場所があったはずだ。先回りして様子を見よう」

サレン「森の奥にある、ひらけた馬車で若い男女が二人……。あぁ……考えただけでやんなっちゃう……」

ジュン「変な考えをするからだろうに。ほら、音を立てないように移動しよう。足元に気をつけて。ふらつくようなら手を貸すけど」

サレン「……せっかくだから抱えていってよ。どうせ誰も見てないんだし、お姫様抱っこでさ♪」

ジュン「サレンちゃんがそういうなら……よいしょっと。うん、軽いな」

サレン「〜〜〜〜ッ……!!」

ジュン「わっとと。暴れたら危ない……さ、サレンちゃんっ、兜を取らないでっ……!」


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