キョウカ「へんたいふしんしゃさーん!」サレン「あいつそんな風に呼ばれてるの?」
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8:名無しNIPPER[saga]
2019/07/04(木) 23:45:04.43 ID:NyiK4gPt0
ジュン「あっ、少年たちが角を曲がった。あの道の先はたしか……森しかないはずだが」

サレン「森? ……森ぃ!? ちょ、ちょっとちょっと! そんな場所に二人で行くなんて、いったい何が目的なわけ〜!?」

ジュン「それはまだわからない。目的を確かめるためにも、見失わないように慎重にあとをつけよう」

サレン「……」

ジュン「サレンちゃん?」

サレン「もし、よ? もし、あいつがあの女の子に手を出してたら……どうする?」

ジュン「無論、少年には然るべき処罰を受けてもらう。悪い子にはお仕置きが必要だ。甘やかしたところで、彼らのためにならない」

サレン「……うん」

ジュン「でもね、サレンちゃん。少年はそんな非道を行う悪い人間ではないよ。彼は良い子だ。私が保証する」

サレン「うんっ」

ジュン「大丈夫そうだね。だが、もし気分が悪くなったりしたら。あとのことは私に任せて、サレンちゃんはおうちに帰るといい」

サレン「誰が帰るもんですか。あいつはあたしたちの扶養家族よ? それに、大切な幼馴染で……かけがえのない存在なの」

ジュン「少年のことが好きなんだ?」

サレン「ばっ……!? ちちち、違うわよ!? あいつは家族みたいなもので、だからそのっ……!」

サレン「……いいけどね。好きなのは、たしかだもん。ジュンさんの思ってる『好き』とは違うと思うけど」

ジュン「私も好きだよ。少年のこと」

サレン「えっ!?」

ジュン「ふふ。サレンちゃんの『好き』と同じ好きだ。安心してほしい」

サレン「えーーーっ!?」


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