110: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/07/14(日) 02:13:36.43 ID:Mh6fG3ql0
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少女「──ただただ、降りかかる現実を見ないようにしていた私が選択した道」
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男(……君は、いつからか他人の想いを撥ね退けるようになってしまったんだ)
男(自らが描いた夢……あまりに食い違う現実……その乖離に)
男(どれほどの苦悩があったのだろうか。君にとってその夢は、どれほど憧憬を抱くものだったのだろうか)
男(君の心は想いを拒絶し、そして)
男("孤独"を知っていった)
男(だから俺は、惹かれたんだろう)
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少女「──二人とも、孤独で寂しい存在」
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男(あぁ……その通りかもしれないな)
男(──だが君は、人だ)
男(……世界には2種類の人が存在する)
男(幸せになれる者と、なれない者)
男(しかし、幸せになってはいけない者は、存在しない)
男(君が知るべきだったのは孤独ではない)
男(君に向けられた想いの数々……想われるということの幸せ)
男「………」テク...
男(……君の止まっていた時は、ようやく動き出したというのに)
男(残された時間は、残酷なまでに短い)
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