104: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/07/14(日) 02:03:30.05 ID:Mh6fG3ql0
少女(………そう。楽しいと、感じてた)
少女(この数日)
少女(でも、それは)
少女(その中心にあったのは──)
少女「……お母様、ごめんなさい、私をこのまま横にさせてくれないかしら?」
夫人「えぇ、分かったわ」スッ
...トサッ
少女「ふぅ、情けないわ。ちょっと身体支えてるだけですぐ疲れちゃって」
少女「……ね、世間話…というのかしら」
少女「私たちの普段していたこととか、そんな何でもないような話がしたい」
伯爵「私たちが…」
夫人「普段していること…?」
少女「えぇ。お父様方が何していたのか、私全然知らないんだもの」
少女「それに、私だって話したいこといっぱいあるのよ?」
伯爵「……そうだな」
伯爵「ここ何日かは、普段の仕事さえ最低限に抑えていたが、それでもよいなら──」
少女「最近の話はいいの」
少女「……お父様が何をしていたのかは、分かってるから」
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