14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/01(月) 22:01:18.02 ID:LeKpDSJgO
ダイヤ「……く。くつの、あと……」
鞠莉「……マジ?」
善子「大マジよ。……どうも、直前に雨が降っていたらしくて。といっても、小雨程度だったみたいだけど」
善子「しかも、その道って、普段はちょっと砂ぼこりっていうか、砂利というか。……まあ砂がちょうどイイ感じにあんのよ」
花丸「その説明じゃよくわかんないずら」
曜「善子ちゃん……。説明スキルさんが足りてないよ……」
善子「いいでしょそこは!とにかく重要なのは、当時足跡が残る状況だったってこと!」
ダイヤ「……深夜にここ周辺の山道を歩くなど、普通の状況では到底考えられません。……もしその話が正しいとしたら、足跡をつけられる人間は、ほぼ確実にその女性だけ……ということになる」
善子「もっと不思議なことに、避けた後の痕跡は全く残ってないらしいの。あったのは、運転手が急ブレーキをする前に誰かがいたっていうことを示す足跡だけだった」
善子「……まるで。車が迫ってくる、その瞬間。空でも飛んで消えていったかのように、女性が目撃される前と後の足跡が、途切れていたらしいのよ」
梨子「……そ。そんなことが……」
曜「なんか。普通に霊がいたって言われるより、不気味だね……」
果南「…………。…。。……」
花丸「果南ちゃんの顔が、内浦の海よりも深い青色になっちゃったずら」
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