男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 3スレ目
1- 20
260: ◆YySYGxxFkU[saga]
2019/09/23(月) 02:53:18.04 ID:oA3RdXrf0

 こうしてただの人となった私だが、世間からの評価は変わらない。

 あるとき私は伝説の傭兵として、王国から話があると呼ばれていた。

 そのため村を発つ前日。



傭兵『おまえももうそろそろ年頃だろ? いつまでもお兄ちゃん、お兄ちゃん言っていないで、結婚したらどうだ?』

妹『もう、お兄ちゃんまでその話? いい人が見つからないんだからしょうがないじゃん』

傭兵『いや、おまえが選ぶ立場なのか? おまえみたいなおてんばは選んでもらう立場だろ』

妹『はぁ? 何言ってんの? 私だって結構モテるんだよ』

傭兵『ははっ、それはどうだか』

妹『……ふんっ、もうお兄ちゃんなんて嫌い!』



 よくある兄妹喧嘩だった。

 しかし、へそを曲げたのか妹は翌日の見送りの際も一言も口を聞いてくれなかった。

 帰ったら謝らないとなあ、まあおみやげに王国名物でも持って帰れば許してくれるだろう。



 そう思いながら私は王国の地を踏み、そして連れられた王宮でとんでもない提案を受けた。






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
925Res/584.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice