佐々木「やっぱりキミは優しいね」キョン「そうか?」
1- 20
3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/28(金) 22:17:35.48 ID:Wuzd3WkQO
「キミのTシャツは僕にはブカブカだね」
「贅沢言うな」
「これ以上の贅沢など、そうそうないとも」

佐々木を家に上げて、ひとまず着替えさせた。
当然ながら女物の服など持ち合わせておらず、母親の衣類を中学の同級生に着せるのは気が引けたので、俺のTシャツを貸してやることにした。
無論、妹の服は流石にサイズが合わなかった。

「それでも一応、律儀に持ってくるところが実にキミらしい。まさかとは思うが、貧相な身体つきの僕には、小学生の妹さんの服が丁度良いと、そう一瞬でも考えたのではあるまいね?」

さて、どうだったかな。ノーコメントだ。

「僕だって、少しは女らしくなった筈さ」
「そうか?」
「そうとも」

未だに一人称に僕を用いている辺り、特筆すべき成長は見受けられないが、ダボダボのTシャツの裾から伸びるすらりとした脚線美だけは妙に艶かしく映り、俺はそこから視線を逸らした。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
21Res/17.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice