6: ◆OtiAGlay2E[sage]
2019/06/24(月) 03:46:19.17 ID:v/g2u2sn0
……なんだろう、すごくかわいい。
振り向いた先にいたのは髪をポニーテールでまとめた子だった。
一目ぼれ、というのだろうか。微笑んだ彼女を見たときドキッとした。
こちらもなにか返さなければ……!せめてかっこよく見えるように……
「う、うん……こちらこそ。よ、よろしく……!」
なにやってんだ、思春期丸出しじゃないか。いや、思春期真っただ中だけど。
しどろもどろになりつつも佐竹さんに返事を返した。
「……うーん」
「………どうしたの?」
すると佐竹さんが僕のことをじろじろと見てきた。
ちょっと目を細めて、顔を近づけながら。
え?どいういうこと、ちょっと待って。
突然の出来事にとまどう僕をしり目に佐竹さんはそのままじろじろと僕のことを観察する。
に、匂うのかな…だったら最悪だ……
「うーん、ちょっと細いかなあ」
「えっ?」
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