【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語Part3
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83:名無しNIPPER[saga]
2019/07/10(水) 00:10:12.03 ID:vpSm0mUm0
「リーゼが交戦を始めた…。けど…」

「…俺はどうすればいいんですかね」

宇宙(そら)を縫うように駆け抜ける蒼い光。それを追うように、色鮮やかな光が宙域を駆け巡る。

リヒトが駆る『エクストリーム』は、戦闘宙域からかなり外れた位置にいる。

一番近いのは、撤退する敵母艦の方だ。艦は『セイリュウ級』。目立った装備は無い。

しかし、無数の護衛機が守りを固めている。性能で勝っていても、数の差は如何ともし難い。

さらに遠くでは、バルキリアが二機のARMとじゃれ合っている。といっても、二機がかりで漸くトントン、といった具合だが。

「…映像を見る限り、白い方は冥王星で戦ったアームと同じような装備を付けてるな」

「あれより、完成度は段違いみたいだけど」

眼で見るだけでも、火力、機動力、拡張性の全てで上位互換なことは分かる。それだけに、心配だった。

いくら性能が上げられたとはいえ、二機を相手にして大丈夫なのか。

不安が胸中で蠢くリヒト。髪をガシガシ、と掻きながら、どうするべきか考える。


1:母艦を墜とす。
2:リーゼに加勢する。

01〜20:エクストリーム被弾。戦闘継続に支障アリ。
21〜45:戦闘膠着。
46〜80:良い感じで進む。
81〜99:これもう勝ちなんじゃね?(慢心)
00:俺に勝算がある!

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