【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語Part3
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名無しNIPPER
[saga]
2019/07/08(月) 01:49:14.40 ID:NYFdXzHZ0
>>61
、一番ヤバい相手だとクロエ死亡確定の上、死亡率が更に倍でしたので、まだマシな方です。
99変換権が4に増えました。やったねたえちゃん。
「何なんだよ!この子供たちはぁ!?」
「パパの仇だ…!全員肉塊になりやがれ蛆虫どもが!!!」
開放されたハンガーの中で銃撃戦をする『ノア』乗員とテロリスト。
警備員も当初は『ノア』側にいたのだが、あえなく全滅してしまった。
「づっ…!?」
「リーネ!?クソッ!」
銃弾を肩に受け、衝撃で投げ出されるリーネ。それを庇いに行くボァブだが、彼も無数の銃弾に穿たれる。
「ボァブさん!にゃろー!」
アンカーを飛ばし、服を引っ掛けて二人を救出するカイン。ニートだってやる時はやるのだ。
「二人の治療は私がやるよ。これ以上踏み込ませないでくれ」
「了解」
「ゲームみたいにやれればなぁ…。全員キル取れるのに」
「馬鹿言わないで、カインさん」
ARMの陰から迎撃をするリーゼとカイン。的確な射撃が、戦力を漸減させる。
「…おい!これじゃあ、例のブツは奪えねえ!」
『みたいだなぁ。お前らは一回下がれ』
『…後は、全部灰にしちまえばいいんだよぉ!!!』
「…分かった!ちゃんと拾えよ!」
『アームは射出してる。勝手に乗りな』
「…逃げた?」
「…ううん、違う」
後退していくテロリストたち。カインらも手を止めるが、リーゼはすぐさま『バルキリア』の元に向かった。
「リーゼくん?君は行くべきじゃあないよ」
「でも、行かなきゃ。お兄ちゃんが戻ってくるまで、戦えるのは私だけ」
言葉を返しながらも、コックピットに乗り込むリーゼ。当然、部外者の操縦をAIが制止する。
『ちょっと!?資格が無い人が動かしたら駄目よ!』
「『ハルヴレーヴァ』」
『…はぁ!?』
「聞こえなかった?なら、もう一度言う」
『き、聞こえてるわよ!ええ分かったわ!コントロールシステム起動!後は勝手にやってよね!!』
「分かってる」
キュオン。
そんな音を立て、ツインアイに光が灯る。薄緑色の双眸は、彼方にある軍艦を捉えている。
「『ライトニング』。リーゼ、リフトオフ」
美麗な双剣を抜刀し、一人の戦士が、籠を破り飛び立った。
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