【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語Part3
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118:名無しNIPPER[saga]
2019/07/14(日) 03:10:11.16 ID:1Kwg5KBm0
土星の第二衛星『エンケラドス』。その地表に、一隻の軍艦が着陸する。

「美しい光景だな。目的を忘れていれば、楽しめるのだろうが」

「少将。準備が完了しました」

パイロットスーツを着用した乙女座とクリスティアン、乙女座の配下が整列し、敬礼をする。

少将と呼ばれた男はゆっくりと頷き、ノーマルスーツを着込む。

「では、行こう。我々の受け入れを赦した方々を、待たせるわけにはいかぬ」

「はっ」

少将を除いた全員が再度敬礼。その後、小型の軍用機とARMに別れ、搭乗を開始する。

「宙賊討伐の任を任せ、こちらに赴いた。これで成果が無ければ、処刑ものだな」

『そうはなりません。アグニカ少将の貢献、軍にいる者であれば、誰もが知っております』

「ふっ…。嘗ては英雄と持て囃されても所詮は人間、年老いた老い耄れに過ぎんよ」

「未来を担うのは上級大尉。君たちのような若き者たちだ。私に出来るのは、次代のために事を為すこと以外に無い」

「さあ、行こうか。『原初の罪人』の名を持つ民と、わかり合うために」

武装解除したARMが、氷から突き出したパイプに近付く。すると、シャッターが開き、歪んだ空間が映し出される。

『少将、これは…』

「ああ…。旧時代の遺物、矛盾の象徴。『オーパーツ』だ」

「…この先に、彼らが待っている。刺激しないよう、細心の注意を払うようにな」

『了解。『グレアム・ルード』…先行します』

一機のヴェンデッタが突入し、他のヴェンデッタたちも後に続いた。


ノア改装終了まで残り 二週間

↓2 自由安価。


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