45: ◆lzviyyuS8U[saga]
2019/06/21(金) 11:21:18.24 ID:W3RVPv30O
まさかのたっくんwwww
おばあさんの家は、ここから歩いて三十分ぐらいかかる森の中にありました。
その日はとても天気のよい日で、コヨミがスキップしながら歩いていると、そこへウルフオルフェノクこと乾巧が現れたのです。今は人間の姿を取っている為、平気で話しかける事が出来たのです。
巧「よう、赤いずきんがよく似合うコヨミ。」
オオカミはニコニコしながら、赤ずきんに話しかけました。
コヨミは一瞬巧が狼に見えましたが、知り合いの巧さんだった為、普通に会話し始めました。
コヨミ「こんにちは、巧さん」
コヨミが返事をしてくれたので、巧はニヤリと笑うとたずねました。
巧「コヨミ、お前いまからどこへ行くんだ?しかもたった一人で。」
コヨミ「あのね、おばあさんのお家よ。おばあさんがご病気だから、お見舞いに行くの」
巧「そうか。それはいいな。・・・うん? そのバスケットの中には、何が入ってるんだ?」
コヨミ「ケーキとブドウ酒よ。おばあさんのご病気がはやくよくなるように、ウォズさんに頼まれて持ってきたの」
巧「なるほど、あいつがね。それでどこなんだ?おばあさんの家は」(ウォズの野郎は厄介だな。あの本にはこれから起きる未来が書かれてやがる。読まれたら一発アウトだ。)
コヨミ「森のずっと奥のほうよ。ここからなら‥歩いて十五分くらいかかるわ」
「十五分か・・・」
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