46: ◆DLwRpsYLYI[sage]
2019/06/20(木) 01:58:26.62 ID:AXmJ8DO/0
『エリカ「えっ!? きっきき緊急回避ぃっ!」』ゴロン
みほ「はんまぁーーっっ!」ブオン ゴスゥ
『まほ「うっごぉーー! エ、エリカぁ! 避けるなぁ!」』
『エリカ「避けるに決まってんでしょ! みほが来ているならさっさと教えてくださいよぉ! まほボコが教えてくれなかったら私はペシャンコでしたよ!」』
『まほ「音もなく近付いてきたんだ! わからなかったんだから仕方無いだろう! 私はもろに直撃を受けたんだぞ! こんなに叩かれていい加減ハンバーグになってしまいそうだ!」』
『エリカ「さっきから私の記憶に隊長とハンバーグを関連付けないでくださいよ! 食べれなくなっちゃうでしょ! というか隊長、滅茶滅茶元気じゃないですか!」』
『まほ「あんなん食らったら誰でも跳ね起きるわ!」』
みほ「エリボコはまほボコが心配で戻って来たんだね! 偉いよぉ!」
エリボコ「わたし……これでも仲間は見捨てない主義なの!」
『まほ「さっき私を見捨てただろう! 出鱈目抜かすな!」』
『エリカ「あれは隊長が先に裏切ったんでしょ!」』
みほ「エリボコ……仲間思いだよぉ! でも、あの場所で待っててって言ったのに……私との約束……破ったよね?」ニコッ
『エリカ「ひぇ! ややや破ってないです! だからバスケットボールだけは……何卒ご勘弁を……」』
エリボコ「隊長が……隊長がみほさんとの約束を破ってでも助けに来いって言ったわ! わたしはあの場所で待っていたかったけど……隊長の言うことは絶対なの!」グッ
『まほ「こっちに罪を擦り付けるな! お前達は本当に酷い奴等だな!」』
みほ「ううん、私……余り怒ってないよ。だってエリボコがまほボコを助けに来てくれて嬉しかったもん! エリボコは優しいね……」ギュッ
『エリカ「あっはぁー! ぎゅってされちゃったぁ……! みほも怒ってないみたいだし、これって私は安全圏って事じゃないですか?」』ギュッ
『まほ「みほも余り……って言ってるだろ。エリカ、みほのそれはハグじゃなくてグラップじゃないのか? それだけみほに身体をがっしり捕まれて、お前はそこから逃げられるのか? 私には逃げ道が塞がれただけに見えるがな」』
『エリカ「あっはは……そんなまさか。まさか……まさかぁ! ちょ、う、動けない……!? みほ? みほぉ!? はな、離してぇ!」』ジタバタ
みほ「エリボコぉ……昔ね、私も仲間を助けに行った事があったんだぁ。今でもね、思い出すの。仲間がね、敵車輌の砲撃で車輌ごと川に落ちちゃって……」ギュウウ
『エリカ「みほ……それは……」』
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