42: ◆DLwRpsYLYI[sage]
2019/06/20(木) 01:55:52.30 ID:AXmJ8DO/0
ーーー黒森峰 演習場 森林ーーー
まほボコ「私、走るぞ! 全力疾走だぞ!」ダダダ
エリボコ「わたし、逃げるわ! 全力で逃げてるわ!」ダダダ
『まほ「くっ、中々みほから逃げ切れないな! エリカぁ! まだ走れるか!?」』
『エリカ「着ぐるみがちょっと走り辛いですけど、まだ大丈夫です! でもこれからどうします? 地の利があるとはいえ、引き離すどころか段々詰められてますけど!」』
みほ「えへへ、待てぇーー! まほボコ、エリボコ待てぇーー!」ダダダダダダダ
みほ「どちらにしようかな、神様の言う通り……うーん、やっぱり寄せて両成敗!」ダダダダダダダ
『エリカ「成敗されるような事なんてしてないわよ! あんたはちょっと勝手過ぎるわ!」』
『まほ「おい、余計な事に口を挟むな! よし、ここのブロックを右に避けて、そして直ぐに左だ! エリカ、着いてこい!」』ダダダ
『エリカ「は、はい! よっとぉ……よし、全力疾走!」』ダダダ
みほ「大きなブロックだね……よっと!」ピョン
みほ「これでまた距離が詰まったよ! 最初に捕まるのはエリボコかな、まほボコかなー?」ダダダダダダダ
『まほ「あのブロックを飛び越せるのか!? 一体どうなっているんだみほの身体能力は!」』ダダダ
『エリカ「どどどどうしましょう隊長! このままじゃ追い付かれて二人ともバスケットボールみたいにバウンドさせられて、これが本当のダブルドリブルとかドヤ顔で言われちゃいますよぉ!」』
『まほ「落ち着けエリカ! まだ追い付かれたわけじゃない! いいか、私達に残された道は二つ……みほから逃げ切るか、みほを倒すかだ!」』
『エリカ「倒すなんて無理でしょ! さっきのみほをちゃんと見てたんですか!? あの子、なんならちょっと浮いてましたよ!?」』
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