27:名無しNIPPER[saga]
2019/06/19(水) 00:20:13.22 ID:qOvrccx90
「分かった、じゃあやり方を変えるよ」
だが、蒼井明衣は僕の想像を超えた“異常さ”を兼ね備えていた。
彼女は、涼しい顔でベンチから立ち上がると、
裏庭とため池を隔てるフェンスをよじ登り始めた。
太ももからまくり上がったスカートを気にする素振りも見せず、
彼女はするりするりとフェンスの向こうへと降り立つ。
「何するつもりだ」僕は脂汗を滲ませて彼女に尋ねた。
「飛び降りるの」
「は?」
「今から、このため池に飛び込むよ。よく見ててね」
「バカ、やめ――」
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