88: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:06:21.39 ID:5Y2de4vS0
がちゃり。
昼間は誰もいない部屋の、玄関の鍵を開ける。
89: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:06:49.72 ID:5Y2de4vS0
真美じゃ、ダメなのかな。
真美じゃ、兄ちゃんと一緒にいられないのかな。
90: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:07:21.71 ID:5Y2de4vS0
ベッド、ふかふかしてて柔らかい。
真美の辛い気持ちをぜーんぶ吸いこんでくれるみたい。
91: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:07:52.38 ID:5Y2de4vS0
もっと兄ちゃんに甘えたいな。
「兄ちゃん、もっとー」
92: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:09:57.42 ID:5Y2de4vS0
兄ちゃんがしてくれる一つ一つが、真美を幸せにしてくれる。
「兄ちゃん、おやつー」
93: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:10:34.69 ID:5Y2de4vS0
「そんなにケーキが好きか?」
「うん、好きだけど……」
94: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:11:00.96 ID:5Y2de4vS0
食べ終わったら、兄ちゃんの膝の上にお座り。
兄ちゃんの腕をシートベルトみたいに掴むと、優しく抱え込んでくれて。
95: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:11:27.64 ID:5Y2de4vS0
あったかい。
優しさの温度。
96: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:11:57.00 ID:5Y2de4vS0
そうだよ、兄ちゃん。
「……幼女が侵入してきた」
97: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:12:23.28 ID:5Y2de4vS0
「んっふっふ〜、真美が事務所に来てびっくりした?」
「お前らなあ……ドッキリのために人生を変えるなよ……」
98: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:12:50.18 ID:5Y2de4vS0
むくり。
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