87: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:05:47.96 ID:5Y2de4vS0
「うー、さぶ……」
いつの間にか冬が来て、すっかり寒くなっちゃった。
昨日なんて雪が降ったもんね。
タクシーでマンションの前までりっちゃんに送ってもらっちゃった。
「どーせなら兄ちゃんが送ってくれれば良かったのになぁ」
「私で悪かったわね。プロデューサーは忙しいの」
「分かってるよ。あんがとね、りっちゃん」
「あ、ちなみにあなたが目を覚ます十分くらい前までは、ずっとプロデューサーが看病してたのよ」
「えーーーっ!? っつつ……」
「いきなり大きな声出すからよ、もう。しっかり休みなさいね」
「うん。じゃあまたね、りっちゃん」
しっかり休むように、ともう一回念を押して、りっちゃんはタクシーで戻って行った。
あーあ、りっちゃんにまでめーわくかけちゃった。
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