355: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:34:18.27 ID:5i4lUinv0
ステージが終わって。
舞台袖へ引っ込むと、みんながいた。
356: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:34:55.44 ID:5i4lUinv0
「何してくれとんねん!!!」
「おぐふぅっ!?」
357: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:35:41.63 ID:5i4lUinv0
一分後。
「いいか、真美。人のお腹は殴っちゃいけません。学校で習わなかったか?」
358: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:36:37.33 ID:5i4lUinv0
「真美にとっては、それだけ、とっても特別なステージだったから」
359: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:37:26.85 ID:5i4lUinv0
真美の大切なソロライブは、静かに幕を下ろした。
360: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:37:55.22 ID:5i4lUinv0
もう慌てなくてもいいから。
怖がらなくてもいいから。
361: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:38:44.30 ID:5i4lUinv0
そんな夏も、セミがぼとぼと落ちたら終わりを告げて。
それでもいつも通り、変わんない毎日が、一日一日過ぎてく。
362: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:39:29.38 ID:5i4lUinv0
そんなみんなと一緒に、真美と兄ちゃんも笑ってた。
モチロン、そんなてんやわんやをぼーっと眺めてたわけじゃないよ?
363: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:40:14.39 ID:5i4lUinv0
そんなわけで、年末は事務所ではるるんのお祝い。
さすがに同じ時間には全員揃えないけど、色んな人が入れ代わり立ち代わり!
364: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:40:41.46 ID:5i4lUinv0
「はるるんってば人気者ですなー」
なぁんて眺めてたら、少しそわそわしながらはるるんがこっちに来た。
365: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:41:11.23 ID:5i4lUinv0
「えっと……」
ごにょごにょごにょ。
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