350: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:30:42.53 ID:5i4lUinv0
「――」
351: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:31:24.54 ID:5i4lUinv0
「ワタシは、待っていますから」
352: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:32:35.28 ID:5i4lUinv0
余韻を残して、静かに歌が終わる。
353: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:33:08.91 ID:5i4lUinv0
『まだステージ終わってないぞ、ドアホ』
「誰がドアホかっ!!」
354: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:33:52.37 ID:5i4lUinv0
でも、おかげでしめっぽい感じはどこかへバイバイ。
どこかから湧いたクスクス笑いが、少しずつおっきくなった。
355: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:34:18.27 ID:5i4lUinv0
ステージが終わって。
舞台袖へ引っ込むと、みんながいた。
356: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:34:55.44 ID:5i4lUinv0
「何してくれとんねん!!!」
「おぐふぅっ!?」
357: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:35:41.63 ID:5i4lUinv0
一分後。
「いいか、真美。人のお腹は殴っちゃいけません。学校で習わなかったか?」
358: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:36:37.33 ID:5i4lUinv0
「真美にとっては、それだけ、とっても特別なステージだったから」
359: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:37:26.85 ID:5i4lUinv0
真美の大切なソロライブは、静かに幕を下ろした。
360: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:37:55.22 ID:5i4lUinv0
もう慌てなくてもいいから。
怖がらなくてもいいから。
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