156: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/19(水) 19:36:47.68 ID:3PIsBOKz0
真美の話を聞いたいおりんにも、よく分かんないみたい。
「律子はどう思う?」
「真美のこと?」
いおりんが、事務仕事をしてたりっちゃんを呼ぶ。
いわく、よく分んなかったらりっちゃんに聞くのが一番だって。
作業をわざわざ中断してくれたりっちゃんに話すと、少し険しい表情になってから、ため息をついた。
「はぁ、そういうことね……。あの人、何考えてるのかしら……!」
「りっちゃん、分かったの?」
「多分ね」
りっちゃんは何か分かったみたいだけど、真美といおりんはまだ理解できない。
真美の前まで来てしゃがみこんだりっちゃんが、優しい声で言った。
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