113: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:22:22.02 ID:5Y2de4vS0
「えっ!? あ、あえっ……に……兄ちゃん!?」
「お世辞じゃないよ。こんな妹がいたらなーって何度も思ったしな」
114: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:22:48.23 ID:5Y2de4vS0
「技術的なものも勿論大切だけど、そういう天性の雰囲気っていうのかな。アイドルにとってはとても重要だ」
って、結局アイドル論になるんだね。
115: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:23:19.24 ID:5Y2de4vS0
「真美、ちょっとアイドル休もうかな」
「そうするか」
116: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:23:47.07 ID:5Y2de4vS0
「ね、兄ちゃん」
「ん?」
117: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:24:16.67 ID:5Y2de4vS0
何かあるたびに不安だった。
兄ちゃんが知らないとこで、みんなで仲良くしてるんじゃないかって不安だった。
118: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:24:55.13 ID:5Y2de4vS0
あのベランダの夜からね、真美、ちょー考えたんだよ。
119: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:25:24.47 ID:5Y2de4vS0
そんなことを聞いてみたら、ピヨちゃんが教えてくれた。
「ふふふ。真美ちゃん、きっとあなたが思っている通りよ」
120: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:25:56.31 ID:5Y2de4vS0
みんな、同じようなことを言ってた。
はるるんは、あわあわと驚きながら、心地よいものだって教えてくれた。
121: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:26:22.96 ID:5Y2de4vS0
ずっと言葉でしか知らなかった。
人の話とか、物語の中でしか知らなかった。
122: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:26:49.32 ID:5Y2de4vS0
123: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/19(水) 19:16:20.83 ID:3PIsBOKz0
真美は今、いっぱいの幸せを持ってる。
少し想いを巡らせるだけで、あったかい気持ちに包まれる。
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