115: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:23:19.24 ID:5Y2de4vS0
「真美、ちょっとアイドル休もうかな」
「そうするか」
横になった真美の頭を、兄ちゃんが優しく撫でてくれる。
寒い冬空の下のはずなのに、春先みたいにあったかい。
うあー……癒されるぅ……。
「少しの間ね、どんなアイドルを目指すのか考えたいの」
「そりゃいいことだ。ずっと突っ走りすぎてたからな」
「うん。ちょびっとだけ」
兄ちゃんは、真美のことをちゃんと見てくれてる。
ゆっくり、自分のペースで進んでいいんだ。
それにね、真美、ちょっと考えたいことがあるんだ。
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