【たぬき】高垣楓「迷子のクロと歌わないカナリヤのビート」
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◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/08/22(木) 00:19:03.69 ID:rmOYl90d0
〇
「はぁ〜ダレた……地獄のスケジュールだぜマジで……」
「年越しまでは踏ん張りどころだからなぁ……」
このところは気軽に飲み会も開けなくなった。
事務所の廊下でコーヒー片手に、タクさんヨネさんと近況報告がてらの世間話をしている。
夏ごろから自分の部署を持つようになった二人は、もちろんニューイヤーライブの戦場ど真ん中にいた。
スタドリを空ける本数もうなぎ上りだという。これもプロデューサーの宿命というやつか。
「頑張ってください。俺も応援してますよ」
「まぁ、ここまで来たからにはやるけどよ。アイツらもそれなりにサマになってきたみてぇだし」
「そういえば、Pさんは? 何かやってたんじゃないのか?」
高垣楓。
「……え? いや、俺はいつも通りですけど」
一瞬、頭の中にまた「その名前」が浮かんだが、何も言わなかった。
どうしてこれほど引っかかるのかもわからなかったから。
ヨネさんは不思議そうに首を捻る。
「あれ? そっちはそっちで、何かしてるって聞いてたような……」
「聞き間違いじゃないですか? それか人違いとか」
「何お前ヒマなの? じゃあ俺んとこ手伝ってくんね? レッスン場押さえんのも一苦労でよ」
「いやいやこっちも普通に仕事ありますからね!?」
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