【たぬき】高垣楓「迷子のクロと歌わないカナリヤのビート」
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149: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/07/14(日) 00:58:03.50 ID:TmI5fe2I0

「そうね。今は永遠に続くものじゃない。お肌と同じね。いつかは陰るし、シミやソバカスだってできちゃう」

「だったら……」

「でも、だからって何もしない理由にはならないでしょう?」

 川島さんの声は柔らかだった。
 俺ごときがするような心配などは、既にその思いがけず小柄な体に、すべて呑み込んでいるようだった。


「それも全部含めて挑戦だもの。言ったでしょ? 人生っていうのは、みんな自分が主人公!
 できる努力をし尽くして、それで思いっきり自分の足で立てたら、あとはもう何が起こっても笑い飛ばしてやるだけよ」





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