47: ◆Kg/mN/l4wC1M
2019/08/15(木) 21:02:34.88 ID:An8umD0so
桃子は自身の両の手が、このみの手を包んでいることに気づいた。
自身の顔が少しずつ熱くなっていくのを感じて、あわてて手を離した。
「な、なんか恥ずかしくなってきちゃった……。と、とにかく。桃子はこのみさんとは違うから……。」
このみは、緩んでしまいそうになる頬と抑えられないほどに胸に込み上げる気持ちを感じて、
溢れるものをそのまま、言葉に詰め込んだ。
「ええ。……ありがとう、桃子ちゃん。」
「……うん。」
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