168: ◆Kg/mN/l4wC1M
2020/04/10(金) 01:14:10.81 ID:VqwG9xH+0
だからこそこのみは、自身のいまの素直な気持ちを彼に伝えたかった。
それを届けることが、互いの願いだと知っているのだから。
「ねえ、プロデューサー。」
このみは彼の名を呼んだ。
普段より少しだけ、甘えるような声だった。
「その……。私ね、この劇場のことが、自分で思ってたよりもずっと大好きだったんだ、って。そう気づいたの。」
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