エミリーが忘れた日
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83: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 23:16:41.18 ID:9pdDfgPfo
 
「こんばんは。 ミナセ・イオリちゃんだね」

しばらく一人でぼーっとしてたら、声をかけられた。ふりかえると、金ぱつのおっきな男の人がいた。

「あ……えっと……グッドイブニング」
「あぁ、大丈夫だよ。 おじさんは日本語話せるから」
「……そうなの?」
「スチュアート家へようこそ、日本のかわいいお嬢さん」

おじさんはしゃがみこんであたしに目線を合わせながら言った。

「ごめんよ、君のお父さんは人気者だから忙しくて。 代わりにと言ってはなんだが、うちの娘と遊んでやってくれないかな?」
「……女の子がいるの?」
「ちょうど君と同じくらいの歳でね、部屋でおとなしくさせてるんだが退屈しているらしいから……君が良ければ、でいいんだけど」

どうしようかと思ったけど、ここにいたってどうせおしゃべり相手なんていないし。

「じゃあ、連れてってくださる?」

それだけ伝えると、おじさんは中へあたしをエスコートしてくれた。


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