エミリーが忘れた日
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112: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 23:55:49.30 ID:9pdDfgPfo
 


パパのお仕事が終わったみたいで、あたしが日本に帰る日が来た。
エミリーのおじさんが空港まで送ってくれるらしいから、パパといっしょに車で連れて行ってもらうことになった。



「すみませんね、ずっと娘の世話をしてもらって。 いろいろ仕事が立て込んで……」

助手席にすわっていたパパが言った。

「いえいえ。 エミリーがずっとイオリちゃんに遊んでもらって、とても楽しいって言ってました」
「そうでしたか、それは良かった」
「《そうだろ、エミリー?》」

後ろの席にとなりあってすわっているエミリーは、おじさんの言葉に小さくうなずいてそのままずっとだまってた。


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