エミリーが忘れた日
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109: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 23:48:14.29 ID:9pdDfgPfo
 
スーパーマーケットって意外とおっきい。うちのおやしきとおんなじくらい。
お店に入ってすぐ、おばさんが買い物カートをとって押し始める。

「《わたしがおす!》」

エミリーはそう言ってたけど、意外に重かったみたいでぜんぜん前に進んでない。

「……しょうがないわね。 エミリー」
「?」

ちょっとだけ左によってもらって、右の取っ手をつかんだ。

「ふたり、で、おす。 OK?」

エミリーはにっこり顔でうなずいた。あたしもあまやかしちゃってるのかもね。
けど、むじゃきなエミリーは正直言ってかわいい。


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