142: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/06/06(木) 07:57:25.20 ID:WrefR8ekO
『〜〜、〜〜〜♪』
少年「…?」
少年「なぁ、さっきから何見てる──あ…」
テレビ『でも いつか 君からね♪』
テレビ『あたし…「スキ」と 言われたいにゃー♪』
テレビ『でも 君は ナメクジで♪』
テレビ『塩をかけるまで 分からないの♪』
少年(………少女)
少年「………」
女「……あれ、あんたに向けてる」
少年「え…?」
女「………」ジー
少年「ぅ……」
女「…バカね、ここに居ちゃダメよ」
女「もう、あの子も自由になったのよ。……幸せなのよ、きっと」
少年「?自由…?」
女「………はぁ」
女「…昔R国で起こった悲しい事件」
少年「え?」
女「元々、その事件を広めるために"それ"は作り出された」
女「でも、誰かが"それ"に手を加えて妨害していたの。"それ"が入り込んだ世界を壊してしまうようにね」
女「そして"それ"は、私のいるこの世界にもやってきた」
女「ここに来たとき怖かったわ……」
女「でもね、"それ"は分けられたの」
女「──"壊すもの"と"盗むもの"と彼……誰かに"伝えるもの"に」
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